─嘘でもいいから…。夢でもいいから…。
こんな雨の夜は、あなたに会いたくて。
心がざわついて眠れないから、声が聞きたくて。
繋がりを持ちたくて。温もりが欲しくて。
ただ、傍に居て欲しくて…。
欲望はとどまる事は無く、
心に渦巻き、蓄積し、腐敗するばかり。
どんなに想いが強くとも、
二人の間を繋ぐものはもう、電波しかない。
もう他には何もいらないから。
たまに思い出して
傍にいてくれるだけでいいから。
嘘でもいいから、
「好きだよ」って言って。
夢でもいいから、
あの日の様にキスを頂戴。
思い出は、追憶ノカナタへ…。
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