暫時の温もり

2004年11月25日 恋愛
 

─願わくば今一度だけ・・・

  

君の背中にこめかみをつけて
風を切り走った黄昏時
大きなバイクに跨る君は
とてもとても大人びて見えた

時々後ろを振り返りながら
僕に話しかける君

「気持ちいい?」
「うん」
「風きつくない?」
「大丈夫」

あの頃は君が
向かい風からも何からも
守ってくれる様な気がしていたよ

ねぇ
今僕の座っていた場所には
誰がいるの?
大きくて温かい背中は
誰を守っているの?

もう一度
少しの時間でいいから
あの時の様に君に
甘えさせて

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