溺れる人 (メッセージ追加)
2005年3月1日 読書
ISBN:412003612X 単行本 藤崎 麻里 中央公論新社 2005/02 ¥1,890
「溺れる人」を見た。
話は読売新聞で読んだことがあったので、ドラマ化を楽しみにしていた。
アルコール中毒の女性が、禁酒をするまでの凄まじい生活。
篠原涼子の中毒者の演技に、圧巻だった。
昔から、他人より少しお酒が強いなという事を実感していたと筆者は言う。
それが、あんな事態にまで発展する事は、思っても見なかったとも。
だんだん飲む量が増え、生活に欠かせないものになる。
飲まずには居られなくなり、家族に隠れてまで飲む様になる。
禁酒するにも、苛烈な禁断症状により、それを消そうとまた飲んでしまう。
断ったと思っていても、一滴身体に入るだけで再発するのがアルコール中毒らしい。
この話を読んで(見て)思ったのが「お酒は麻薬と一緒なんだ」という事。
今放映されている金八先生で、ドラッグの話が扱われているけれど、
しゅうの姿と、このアルコール中毒の女性の姿は全く同じ。
「あと少し…。これだけ飲んだら辞めるから…」
「いつだって辞められる。辞めたい時に辞めれば良い。」
悪循環を引き起こす事にも気付かずに、深みに嵌ってしまうのだ。
お酒も麻薬も、本当に怖い。
快楽の裏側には、闇も潜んでいる事に気付かなければいけない。
お酒は嗜む程度が丁度。
「酒は飲んでも呑まれるな」
昔の人は上手く言ったものだと思う。
“溺れる人”というタイトル。
彼女の姿をみてこの言葉が、本当にぴったりだと思った。
「溺れる人」を見た。
話は読売新聞で読んだことがあったので、ドラマ化を楽しみにしていた。
アルコール中毒の女性が、禁酒をするまでの凄まじい生活。
篠原涼子の中毒者の演技に、圧巻だった。
昔から、他人より少しお酒が強いなという事を実感していたと筆者は言う。
それが、あんな事態にまで発展する事は、思っても見なかったとも。
だんだん飲む量が増え、生活に欠かせないものになる。
飲まずには居られなくなり、家族に隠れてまで飲む様になる。
禁酒するにも、苛烈な禁断症状により、それを消そうとまた飲んでしまう。
断ったと思っていても、一滴身体に入るだけで再発するのがアルコール中毒らしい。
この話を読んで(見て)思ったのが「お酒は麻薬と一緒なんだ」という事。
今放映されている金八先生で、ドラッグの話が扱われているけれど、
しゅうの姿と、このアルコール中毒の女性の姿は全く同じ。
「あと少し…。これだけ飲んだら辞めるから…」
「いつだって辞められる。辞めたい時に辞めれば良い。」
悪循環を引き起こす事にも気付かずに、深みに嵌ってしまうのだ。
お酒も麻薬も、本当に怖い。
快楽の裏側には、闇も潜んでいる事に気付かなければいけない。
お酒は嗜む程度が丁度。
「酒は飲んでも呑まれるな」
昔の人は上手く言ったものだと思う。
“溺れる人”というタイトル。
彼女の姿をみてこの言葉が、本当にぴったりだと思った。
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