春雨

2005年3月28日 戯言
白い風が、肌を掠めていった

何時までたっても切れない長い髪を、攫っていった
 
 
 
今日も一人、同じ道を歩き

与えられた環境にとっぷり漬かって、溶けて

繰り返しが当たり前になって

退屈で、孤独で、くだらなくて

純粋な少女を気取って

鼻歌なんか歌ってみたりするの
 
 

止まない春の雨が少しずつ私を濡らして

涙はカケラを残して粉々に砕け散った

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