+忘+

2005年6月6日 恋愛
例えば彼の香水の馨りだったり
触れた手の感触だったり
 
身体が覚えているから
忘れられないものがある 
 
 
街でふとすれ違うヒト
懐かしい匂いに あたしの足は止まる
 
時折あたしの髪を梳くアイツ
その仕草が 彼ではない事を物語る
 
 
恋や想いは消え去ろうとも
感覚は未だ鋭く
あたしを悩ませ続ける

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