月も凍える午前2時
冷気は溜め息をそっと溶かし
幾つかの嘘をさらさらと流してゆく
雪は何かを隠すかのように
唯無言で舞い続ける
凍てついた窓硝子に君の名を
震えた唇で懐かしい唄を
胸に秘めたる不安の翳を
少しでも抑え付ける為に
冷気は溜め息をそっと溶かし
幾つかの嘘をさらさらと流してゆく
雪は何かを隠すかのように
唯無言で舞い続ける
凍てついた窓硝子に君の名を
震えた唇で懐かしい唄を
胸に秘めたる不安の翳を
少しでも抑え付ける為に