最後の春休み

2005年3月7日 戯言
校庭の隅に咲く桜木を眺め
旅立ちの風を背に受ける
柔らかい陽射しと木々のざわめきを
確かに感じるんだ

僕らの色を残した教室も
春を過ぎ 次の季節が来る頃には
違う誰かの存在を色濃くしているのだろう
              だけど未だ、今だけは…

              きちんと気持ちに整理は出来ていないけれど
              時の流れに流されて行く
              一片の桜を想い瞳を閉じる
              そんな最後の春休み

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