─ Rescue him from me.
暗く冷たい桜散る夜
闇が孤独を知らせた
「甘えちゃいけない」
「もう頼れない」
一人立ち竦んでいた
枷に囚われていた君を放つ為
幸せを願うから泣きながら手を離す
痕など残さぬように
触れないで…去るんでしょ?
還る場所…あるんでしょ?
暖かいあの場所に戻って
君らしく笑えばいい
か細く弱い震えた声で
何を紡ぎ出せば良いの
「大丈夫だよ」
「一人で歩ける」
嘘は酷く簡単で
此処で足踏みをして飛べずにいる私
憧れを抱くけど真実は唯一つ
君には私じゃない
叫ばない…諦めるの
暫時の夢…見れたもの
いつか過去を振り返った君の
瞳に僅かに映ればいい
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