或る小春日和に

2005年11月14日 恋愛
傘も差さず雨に打たれ
何故だか無性に泣きたくなりました
翳りの無い月を見つめ
何故だか急に心苦しくなりました
 
不確かなあたしの心は
揺蕩う水の様で
流れ出せば止まらず
その癖染み渡る事を嫌う
 
 
とうの昔に離れた彼の人が
近頃あたしを惑わせます
美しきものを見る度に知る
淫らな本音や醜いエゴの存在
 
数字の蔓延る浮世で生き往く事は
かくも難しい事なのでしょうか
馬鹿げた甘い妄想を描くのは簡単なのに
あたしはやっぱり上手く生きられない
 
 
愛していました
其れ故貴方を傷付けました
御免なさい
 
戻る術を知らず立ち尽くすあたしは
さぞかし滑稽な事でしょう

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