「あの頃は良かったね」
夕暮れの鴨川を見つめながら、あなたとあたし、そう呟く。
少しだけ淋しそうに、でも口元は笑ってた。
2人で話をする時、決まってあなたはブラックコーヒー。
あたしは甘いミルクティ。
それが、あの頃からの決まりだった。
「あの頃は良かったね」
もう1度、遠くを見つめてあたし、繰り返す。
あなたは1人、物思いに耽ってる様だった。
お互いの考えが分かるから、黙る時は黙る。
沈黙が苦にならないのが、今の2人の距離。
ちょうど良い、とても心地の良い関係。
「でも、今も良いよね」
何気なく、ぽつりとあたし、呟いた。
いつか、5年10年と時が経って。
その時も変わらずこの場所で。
「あの頃は良かったね」って、この時間を思い出すこと、きっとある。
一番良かったのは、こうしてあなたが隣に居てくれること。
夕暮れの鴨川を見つめながら、あなたとあたし、そう呟く。
少しだけ淋しそうに、でも口元は笑ってた。
2人で話をする時、決まってあなたはブラックコーヒー。
あたしは甘いミルクティ。
それが、あの頃からの決まりだった。
「あの頃は良かったね」
もう1度、遠くを見つめてあたし、繰り返す。
あなたは1人、物思いに耽ってる様だった。
お互いの考えが分かるから、黙る時は黙る。
沈黙が苦にならないのが、今の2人の距離。
ちょうど良い、とても心地の良い関係。
「でも、今も良いよね」
何気なく、ぽつりとあたし、呟いた。
いつか、5年10年と時が経って。
その時も変わらずこの場所で。
「あの頃は良かったね」って、この時間を思い出すこと、きっとある。
一番良かったのは、こうしてあなたが隣に居てくれること。
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