●オレンジレンジ “花”CD
2004年10月24日 音楽
今回の曲は、いつもと少し雰囲気が違いますね。
RIPの様なパーティーチューンではないけれど、いつものレンジはもっとアッパーな感じ。
「ロコローション」とか「ビバ★ロック」とか…。
ライブでバカやれる様な所が好きです。
でも新曲「花」はスローテンポのラブソング。
一つ一つの言葉を大事に歌い上げている気がする。
こんなカオもあったんだね…オレンジレンジ。
私が一番気に入っているのは、曲の出だしの少し掠れた歌声です。
今回の新曲は歌詞も良いし、曲も本当に素敵。
映画「いま、会いにゆきます」の主題歌らしいです。
オレンジレンジ。
2年前の今頃は、小さなハコで爆音鳴らしてたのになぁ…。
「上海ハニー」で一気にブレイクして。
どんどん成長を見せてくれますね。
RIPの様なパーティーチューンではないけれど、いつものレンジはもっとアッパーな感じ。
「ロコローション」とか「ビバ★ロック」とか…。
ライブでバカやれる様な所が好きです。
でも新曲「花」はスローテンポのラブソング。
一つ一つの言葉を大事に歌い上げている気がする。
こんなカオもあったんだね…オレンジレンジ。
私が一番気に入っているのは、曲の出だしの少し掠れた歌声です。
今回の新曲は歌詞も良いし、曲も本当に素敵。
映画「いま、会いにゆきます」の主題歌らしいです。
オレンジレンジ。
2年前の今頃は、小さなハコで爆音鳴らしてたのになぁ…。
「上海ハニー」で一気にブレイクして。
どんどん成長を見せてくれますね。
花びらのように散りゆく中で
夢みたいに 君に出逢えたキセキ
愛し合って ケンカして
色んな壁 二人で乗り越えて
生まれ変わっても あなたのそばで 花になろう
Communicate by …
2004年10月24日 戯言─だんだん言葉に鈍感になってゆく。
言葉が引き起こす混乱・誤解・焦燥…。
感情はうまく伝わらないし、伝えられない。
言葉は時に無力さを持つから…。
何も言わずに通じ合えたら、なんて無理な話。
言葉には、ラングとパロールがあるから
意見の食い違いなどが起こるのは必至。
それでもあなたの笑顔は優しくて。
あなたの手が私を柔らかく包むから。
あなたの存在と肌でもって
意思疎通させて。
言葉が引き起こす混乱・誤解・焦燥…。
感情はうまく伝わらないし、伝えられない。
言葉は時に無力さを持つから…。
何も言わずに通じ合えたら、なんて無理な話。
言葉には、ラングとパロールがあるから
意見の食い違いなどが起こるのは必至。
それでもあなたの笑顔は優しくて。
あなたの手が私を柔らかく包むから。
あなたの存在と肌でもって
意思疎通させて。
─もう、逃げられない。
あなたが苦いコーヒー嫌いな事。
知ってたけれど私はわざと、カップにエスプレッソを注ぐの。
一息に飲み干して。
顔をしかめて、カフェインの麻酔に酔いしれて。
カップが空っぽになったのを見届け、私は微笑む。
ここからが私の出番。
─甘いモノが欲しくなったでしょう?
キャラメルの様に甘くなって
あなたの心へ飛び込んであげる。
私が麻痺した心の中和剤。
怖がらなくてもいいわ。
─例えばその先何もなくても。
誰かに分かってもらおうとすること。諦めた。
感情表現。面倒くさい。
今日は何だか自暴自棄。
頭の中は錯乱状態。
連想は時に凶器となって、私を苦しめる。
いつの間にか冬の空気が漂っていた。
夜風が躯に刺さって気持ちが悪い。
寒さは淋しさを呼び起こすから、
今は少しの灯りが欲しい。
悲しいだとか、切ないだとか。もう十分知ったから。
温もりを探して、私は今日を…。
─セントポーリア:小さな愛
あなたの隣にいたいと思った。
あなたの特別な存在に、なりたいと思った。
柔らかな茶色の髪。
あどけない、子犬みたいな瞳。
冷たく細い指先。
その全てに触れたいと思った。
私を撫でる手は大きくて
唇にふれる温度は温かくて。
私のものだけになればいいのにと、心底思った。
人はいつかは離れてゆくから
あなたがここにいない事も納得出来るけれど
今あなたの傍にいる人が、
唯、羨ましくて仕方が無い。
─さぁ出かけよう。
午後5時。
冷たい空気の中、自転車を走らせる。
夕暮れの空は、消える前の最後の灯火。
茜色に染まる空を見つめながら
君の名前を頭の中でリピートする。
明日のやりすごし方を、思い出す。
前に進めるペダルを漕ぐ力が、今は欲しい。
午後5時。
冷たい空気の中、自転車を走らせる。
夕暮れの空は、消える前の最後の灯火。
茜色に染まる空を見つめながら
君の名前を頭の中でリピートする。
明日のやりすごし方を、思い出す。
前に進めるペダルを漕ぐ力が、今は欲しい。
この曲は「青」をすごく感じさせてくれます。
優しさと強さを秘めたメロディー。
目を閉じれば、そこにまるで青空が広がっているかの様に。
雄大で、穏やかで、温かく見えるけれど、
どこかに淋しさを隠しているよな空を思い起こさせます。
空を「あお」と歌うところも、気に入っている箇所の一つです。
優しさと強さを秘めたメロディー。
目を閉じれば、そこにまるで青空が広がっているかの様に。
雄大で、穏やかで、温かく見えるけれど、
どこかに淋しさを隠しているよな空を思い起こさせます。
空を「あお」と歌うところも、気に入っている箇所の一つです。
「ポロメリア」
ここから走り出す力が欲しい
小さく丸まってその合図をいつだって待っていた
見上げれば終わりをみたこともない
目眩を覚えるような空(あお)
あの丘を越えればいつもあなたがいた
さよならかわいい夢
繋がれた風さえ動き始める
岬にやさしい雨の跡
強い光は影を焦げつかせて冷えた
愛から覚めるように
─遠い花の咲く季節だった。
目の前に広がる空が、永遠のように思えた。
あなたはあたしに「砂糖菓子のようだ」と言った。
そのとおり、あたしは脆く儚く、そして甘かった。
優しさの意味。
強さの秘訣。
美しくあるという事。
幼いあたしには何一つ分からなかった。
「もう少し大きくなったら、その意味が分かるかな?」
その言葉に柔らかく微笑むあなたの背中を
ずっと追い続けていたはずなのに…。
青空へ旅立っていったあなたを
もう追いかけることは出来ない。
もうすぐ私はあの時のあなたと同じ年齢になります。
変わらぬ声で。大好きな笑顔で。
「大きくなった」と言ってくれますか?
発売から6ヶ月たった今も聴いています。
もう大好きですね。この曲。
ケツメイシは、何てったって歌詞がいい!!
その分ライブで彼らを見ると、ギャップに驚きます。
だって下ネタ連発なんですもん…(汗
私はずっと、涙って不思議なものだと思っていました。
悲しい時に出るのはもちろん、嬉しい時、悔しい時…。
感情の高揚が、具現化されたものなんですよね。
(何かウンチクみたいで嫌な表現ですが…。)
だから『溢れた感情は 単純にこぼれる涙』という一節に惹かれました。
疲れた心を癒す為に、流れ出て、包んでくれるものなんだと。
そう言われれば、涙を堪える必要が無くなる気がします。
感情を抑え込まず、ありのままに生きる。
疲れて荒んだ自分に、ぴったりのリリックだと思います。
もう大好きですね。この曲。
ケツメイシは、何てったって歌詞がいい!!
その分ライブで彼らを見ると、ギャップに驚きます。
だって下ネタ連発なんですもん…(汗
私はずっと、涙って不思議なものだと思っていました。
悲しい時に出るのはもちろん、嬉しい時、悔しい時…。
感情の高揚が、具現化されたものなんですよね。
(何かウンチクみたいで嫌な表現ですが…。)
だから『溢れた感情は 単純にこぼれる涙』という一節に惹かれました。
疲れた心を癒す為に、流れ出て、包んでくれるものなんだと。
そう言われれば、涙を堪える必要が無くなる気がします。
感情を抑え込まず、ありのままに生きる。
疲れて荒んだ自分に、ぴったりのリリックだと思います。
いくつも熱く胸をめぐる 感情は瞳に溢れてくる
いつでも泣きたい時泣けばいい ありのまま思うまま涙に
ただこらえて 気持ち抑えて 一人で強がることはやめて
人陰に逃げずに俺と二人で こぼれた滴強さに変えて
涙は乾き目の前の鏡に写るその瞳の輝きは
忘れない もう隠さない
泣いても最後にまた笑いたい
これから生きていけば涙するもの それこそが君が今生きること
今は何も言わなくていい 涙を流すそれだけでいい
─嘘でもいいから…。夢でもいいから…。
こんな雨の夜は、あなたに会いたくて。
心がざわついて眠れないから、声が聞きたくて。
繋がりを持ちたくて。温もりが欲しくて。
ただ、傍に居て欲しくて…。
欲望はとどまる事は無く、
心に渦巻き、蓄積し、腐敗するばかり。
どんなに想いが強くとも、
二人の間を繋ぐものはもう、電波しかない。
もう他には何もいらないから。
たまに思い出して
傍にいてくれるだけでいいから。
嘘でもいいから、
「好きだよ」って言って。
夢でもいいから、
あの日の様にキスを頂戴。
思い出は、追憶ノカナタへ…。
誰かの願いが叶うころ
2004年10月19日 音楽
結構昔の曲だけれど…
私にとって思い出の曲です。
あの人とカラオケに行った時、「歌って」って言われたっけ…。
頻繁に会ってた時期に聴いていたので、そのイメージが強いです。
最後の一節が好きです。
『みんなの願いは同時には叶わない』
全ての人が幸せな訳じゃない。
全ての人が不幸な訳じゃない。
闇もあれば光もある。
嘘もあれば真実もある。
二元論があるから、この世は成り立っている。
頭ではわかっているけれど…
私も、自分の幸せを願ってしまいます。
いけない事だとわかっているけれど…
あの子が泣いて、私の願いが叶うころを
想い焦がれてやみません。
私にとって思い出の曲です。
あの人とカラオケに行った時、「歌って」って言われたっけ…。
頻繁に会ってた時期に聴いていたので、そのイメージが強いです。
自分の幸せ願うこと わがままではないでしょ
それならあなたを抱き寄せたい できるだけぎゅっと
私の涙が乾くころ あの子が泣いてるよ
そのまま扉の音は鳴らない
誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない
最後の一節が好きです。
『みんなの願いは同時には叶わない』
全ての人が幸せな訳じゃない。
全ての人が不幸な訳じゃない。
闇もあれば光もある。
嘘もあれば真実もある。
二元論があるから、この世は成り立っている。
頭ではわかっているけれど…
私も、自分の幸せを願ってしまいます。
いけない事だとわかっているけれど…
あの子が泣いて、私の願いが叶うころを
想い焦がれてやみません。
─この器はどうも好かぬ。
人の輪の中にいても感じる孤独感。
不愉快な日常演技。
疎外されゆく本音と、
虚勢を張った態度。
この器は模造品。
このフェンスを越えて
見えないものを求めて…。
人の輪の中にいても感じる孤独感。
不愉快な日常演技。
疎外されゆく本音と、
虚勢を張った態度。
この器は模造品。
このフェンスを越えて
見えないものを求めて…。
行ってきました!ITTA SOMUN’04 TOUR☆
ライブの詳しい内容を公表する事は出来ないのですが、
とても感動的なライブでした。
HYのライブに初めて行ったのが、ちょうど2年と少し前。
小さなライブハウスから、大ホールへの成長を成し遂げた彼らの音楽は、本当に素晴らしいものでした。
でも、やっぱり彼らには、ライブハウスの方が似合っていると思うんですよね…。
メジャーになってしまった事が少し淋しい、ファンの心境かも知れませんが。
ぎゅうぎゅう詰めのハコで、爆音を鳴らしている彼らがすごく好きだったので…。
まぁ今の音楽が好きな事には変わりないんですけどね。
でも今日のライブで、メンバーの楽しそうな顔が見れて、私は幸せでした。
そして会場の暖かい雰囲気。
ひーでやいーずのMCの和やかさ。
HYのライブの素敵な要素が、沢山詰まったライブでした!!
周りのファンの人達とも仲良くなれたし、HYのライブは『すてきなキッカケ』の宝庫ですね☆
これから1ヶ月後にまた、大阪のツアーにも行くんですけど、
楽しみで今から待ちきれません!!
多分また今度も泣くんだろうなぁ…私は。
ライブの詳しい内容を公表する事は出来ないのですが、
とても感動的なライブでした。
HYのライブに初めて行ったのが、ちょうど2年と少し前。
小さなライブハウスから、大ホールへの成長を成し遂げた彼らの音楽は、本当に素晴らしいものでした。
でも、やっぱり彼らには、ライブハウスの方が似合っていると思うんですよね…。
メジャーになってしまった事が少し淋しい、ファンの心境かも知れませんが。
ぎゅうぎゅう詰めのハコで、爆音を鳴らしている彼らがすごく好きだったので…。
まぁ今の音楽が好きな事には変わりないんですけどね。
でも今日のライブで、メンバーの楽しそうな顔が見れて、私は幸せでした。
そして会場の暖かい雰囲気。
ひーでやいーずのMCの和やかさ。
HYのライブの素敵な要素が、沢山詰まったライブでした!!
周りのファンの人達とも仲良くなれたし、HYのライブは『すてきなキッカケ』の宝庫ですね☆
これから1ヶ月後にまた、大阪のツアーにも行くんですけど、
楽しみで今から待ちきれません!!
多分また今度も泣くんだろうなぁ…私は。
─駆け引き上手ね。あなたも、あたしも。
あなたはあたしに、気のある様な台詞を吐く。
あたしは騙されない様、そっけない素振りを見せる。
心情と行動は裏腹。
恋は駆け引き。愛とは享受。
受けるだけの愛なんていらない。
トリック TRICK 1 「ばんなそかな!」
2004年10月17日 映画
今、日曜洋画劇場で「トリックー劇場版ー」がやってますね。
私は自他共に認める(?)トリッカーです。
トリッカー:トリック熱狂ファンの意。
私の周りには、結構いるんです。
トリック1stシリーズ。
私が中学2年の頃、放映が始まったドラマです。
期末試験に終われ、徹夜を余儀なくされていた私がふとテレビを付けると、
このドラマがやっていました。
ハマりましたねぇ…。
仲間由紀恵の演技と、阿部寛のボケっぷり。
後、生瀬さんのハゲ役…(笑)。前原さんの方言。
全部含めて大好きです!!!
いたる所に散りばめられた、堤監督の遊び心にも、思わずニヤリとさせられます。
でもこれは、深夜枠じゃないと放映出来ないだろうなぁ…。
今は、「トリック1」「トリック2」「トリック劇場版」「トリック3」とありますが、
その中でも、この「トリック1」に収められている『母の泉シリーズ』が一番好きです。
衝撃もあったし、印象も強い。
「トリック4」、早く放映されないですかねぇ…?
というか続きはあるんでしょうか?
私は自他共に認める(?)トリッカーです。
トリッカー:トリック熱狂ファンの意。
私の周りには、結構いるんです。
トリック1stシリーズ。
私が中学2年の頃、放映が始まったドラマです。
期末試験に終われ、徹夜を余儀なくされていた私がふとテレビを付けると、
このドラマがやっていました。
ハマりましたねぇ…。
仲間由紀恵の演技と、阿部寛のボケっぷり。
後、生瀬さんのハゲ役…(笑)。前原さんの方言。
全部含めて大好きです!!!
いたる所に散りばめられた、堤監督の遊び心にも、思わずニヤリとさせられます。
でもこれは、深夜枠じゃないと放映出来ないだろうなぁ…。
今は、「トリック1」「トリック2」「トリック劇場版」「トリック3」とありますが、
その中でも、この「トリック1」に収められている『母の泉シリーズ』が一番好きです。
衝撃もあったし、印象も強い。
「トリック4」、早く放映されないですかねぇ…?
というか続きはあるんでしょうか?
─あなたとの糸を、唯繋ぎとめておきたかった。
午前2時。枕元の携帯が騒ぐ。
着信音は、あなただけのメロディー。
あなたがいつか歌っていた、あのメロディー。
私とあなたの間にあるもの。
それは細くて脆い糸の様で、いつ切れるとも知らない。
繋ぎとめる為の手段はもう、
この手の中にある、冷たい機械だけなのだろう。
『アドレス変えました☆』
これはまだ、繋がりを期待していいって事?
もうほとんど朽ちそうなこの糸を、
修復する手立てが、あるって事なの?
もう分からない。
いっそこの糸、自分でひきちぎってしまおうか…。
嘘。そんな事できる訳がない。
あなたはいつも優しくて
私はあなたに溺れてて。
だからお願い。
手は繋げなくてもいいから
この繋がりだけは、失くさないでいて。
この気持ちの行き処までも、奪わないで。
願いはたった、一つだけ。
午前2時。枕元の携帯が騒ぐ。
着信音は、あなただけのメロディー。
あなたがいつか歌っていた、あのメロディー。
私とあなたの間にあるもの。
それは細くて脆い糸の様で、いつ切れるとも知らない。
繋ぎとめる為の手段はもう、
この手の中にある、冷たい機械だけなのだろう。
『アドレス変えました☆』
これはまだ、繋がりを期待していいって事?
もうほとんど朽ちそうなこの糸を、
修復する手立てが、あるって事なの?
もう分からない。
いっそこの糸、自分でひきちぎってしまおうか…。
嘘。そんな事できる訳がない。
あなたはいつも優しくて
私はあなたに溺れてて。
だからお願い。
手は繋げなくてもいいから
この繋がりだけは、失くさないでいて。
この気持ちの行き処までも、奪わないで。
願いはたった、一つだけ。
─とおく、呼ぶ声がする。
空の彼方から、海の向こうから。
青をこえて、声がする。
Why don’t you come here?
あれは誰の声?
遠く昔に、聞いたことがある。
雲間からこぼれる光
駅のホームで吐く白い息
嵐の夜の波の音
誰かが捨てた煙草の吸殻
茜色の町の夕飯の匂い
あなたの冷えた指先
私の目に映るのは、今の私の在り所。
聞こえるメロディーと一緒に歌えない、私。
…いつから歌うことをやめてしまったんだろう?
もう祈ることしかできないけれど
神様、いつか
どうかあの場所へ…。
私が来た、そしていつか帰る
青の光の中へ。
☆青青さん、ノールーズさん、きみぃさん、
リンク張らせていただきました☆
ISBN:4309015700 単行本 綿矢 りさ 河出書房新社 2003/08/26 ¥1,050
『インストール』で文藝賞を受賞した綿矢りさの受賞後第1作となる『蹴りたい背中』は、前作同様、思春期の女の子が日常の中で感受する「世界」への違和感を、主人公の内面に沿った一人称の視点で描き出した高校生小説である。
私が、影響を受けた本。
影響というよりは、衝撃に近かったかも…。
こんなに痛い本は、久しぶりかもしれない。
目をそむけたくなる様な胸中暴露。
主人公ハツや、にな川のインディビジュアリズム。
徹底されたたそれらの事細かな描写が、心に刺さってきた。
主人公ハツは、クラスにうまく溶け込めず、一人孤立している。
それを彼女は「人間の趣味がいい方だから」と言う。
これは私の心の中にもあるものだから、読んでいるのが辛かった。
他とは違う自分。
それを明らかに態度で示す彼女。
でも、胸中はさびしさで溢れているのかと思うと、それも痛かった。
妥協して友達を選ぶ「グループ」より、静かな「孤独」を選んだハツ。
同じ様に、家でも外でも「社会」を捨て、アイドルに異常に執着するにな川。
似ている様で少し違う。
その違いが、軽蔑であり、羨望であり、愛情であり、卑下する気持ちで表れ、
「背中を蹴る」という行為に繋がるのではないかと、読み終えた時に感じた。
人としてのプライドを守るハツと、その一線をも越えてしまうにな川。
同じ世界にいながらも、二人は両極端なのだと思う。
だからこそ、友情、そしてライバル意識が生まれてくるのかも知れない。
最初から最後まで、10代ならではの“孤独”が押し出されていた作品だと思う。
同年代だからこそ余計に、面白い、共感出来ると思えたのだろう。
綿矢りさの文章センス、言葉の使い方が、私は大好きだ。
『インストール』で文藝賞を受賞した綿矢りさの受賞後第1作となる『蹴りたい背中』は、前作同様、思春期の女の子が日常の中で感受する「世界」への違和感を、主人公の内面に沿った一人称の視点で描き出した高校生小説である。
私が、影響を受けた本。
影響というよりは、衝撃に近かったかも…。
こんなに痛い本は、久しぶりかもしれない。
目をそむけたくなる様な胸中暴露。
主人公ハツや、にな川のインディビジュアリズム。
徹底されたたそれらの事細かな描写が、心に刺さってきた。
主人公ハツは、クラスにうまく溶け込めず、一人孤立している。
それを彼女は「人間の趣味がいい方だから」と言う。
これは私の心の中にもあるものだから、読んでいるのが辛かった。
他とは違う自分。
それを明らかに態度で示す彼女。
でも、胸中はさびしさで溢れているのかと思うと、それも痛かった。
妥協して友達を選ぶ「グループ」より、静かな「孤独」を選んだハツ。
同じ様に、家でも外でも「社会」を捨て、アイドルに異常に執着するにな川。
似ている様で少し違う。
その違いが、軽蔑であり、羨望であり、愛情であり、卑下する気持ちで表れ、
「背中を蹴る」という行為に繋がるのではないかと、読み終えた時に感じた。
人としてのプライドを守るハツと、その一線をも越えてしまうにな川。
同じ世界にいながらも、二人は両極端なのだと思う。
だからこそ、友情、そしてライバル意識が生まれてくるのかも知れない。
最初から最後まで、10代ならではの“孤独”が押し出されていた作品だと思う。
同年代だからこそ余計に、面白い、共感出来ると思えたのだろう。
綿矢りさの文章センス、言葉の使い方が、私は大好きだ。
「蹴りたい背中」 冒頭
さびしさは鳴る。
耳が痛くなるほど澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸をしめつけるから、
せめて周りには聞こえないように、私はプリントを指で千切る。細長く。細長く。
紙を裂く耳障りな音は、孤独の音を消してくれる。
黒い実験用机の上にある紙屑の山に、また一つ、そうめんのように細長く千切った紙屑を載せた。
うずたかく積もった紙屑の山、
私の孤独な時間が凝縮された山。
This world is …
2004年10月15日 戯言─いくつもの思想は重なり、やがて協奏曲となる。
午後の教室。
果てしなく広がる、蒼空。
その下で暮らしている私達。
一見平穏そうに見えても、複雑なのが私達の世界。
想いは繋がり、絡まり、解かれている。
私の想いは彼へと導かれ、
彼の想いは彼女へと向かい、繋がる。
誰かが優しさを運び、
また誰かがそれを受け取り、微笑む。
人々の想いは交錯し、それが世界を作る。
それはまるで、協奏曲のようで。
一人一人が、違った音色を響かせている。
時に不協和音もある。
壮大なハーモニーを生み出すこともある。
それでこそ、思想協奏曲。
心にいつも、美しいメロディーを。
● HY ”DEPARTURE”CD
2004年10月15日 音楽
18日は、HYの京都でのライブなんです!
待ち遠しい…。
HYを知って2年半。
彼らはどんどん成長した音楽を聴かせてくれます。
今度のライブはホール形式で、椅子があるらしいです。
今まで私は、スタンディング形式のライブしか行った事がありません。
大好きなDragon Ashにしても、HYにしても。
最高の夏フェス、ROCK IN JAPAN FESTIVALにしても。
押し合いへし合い、汗まみれで飛び跳ねるライブは本当に気持ちがいいので大好きなんですが…。
イスがあっても無くても、盛り上がることは必至!!
楽しんでこようと思います。
という訳でレビューをば…。
沖縄発ミクスチャーグループ、HY。
バンド名は、彼らの故郷である“東屋慶名(ひがしやけな)”のイニシャルから取られています。
この「DEPARTURE」のアルバムは、ロック&ミクスチャーテイスト全開の音楽。
でも温かくて、前向きで、素敵な曲ばかりが詰まっています。
待ち遠しい…。
HYを知って2年半。
彼らはどんどん成長した音楽を聴かせてくれます。
今度のライブはホール形式で、椅子があるらしいです。
今まで私は、スタンディング形式のライブしか行った事がありません。
大好きなDragon Ashにしても、HYにしても。
最高の夏フェス、ROCK IN JAPAN FESTIVALにしても。
押し合いへし合い、汗まみれで飛び跳ねるライブは本当に気持ちがいいので大好きなんですが…。
イスがあっても無くても、盛り上がることは必至!!
楽しんでこようと思います。
という訳でレビューをば…。
沖縄発ミクスチャーグループ、HY。
バンド名は、彼らの故郷である“東屋慶名(ひがしやけな)”のイニシャルから取られています。
この「DEPARTURE」のアルバムは、ロック&ミクスチャーテイスト全開の音楽。
でも温かくて、前向きで、素敵な曲ばかりが詰まっています。
「Ocean」(DEPARTURE4曲目より)
「幸せになりたいなぁ」 なんて思わない人は地球にはいない
だから必至で頑張ってんだ
嫌な光が届かない場所を見つけ出そう
自分の力信じて 過ち犯したことリセットして
ためして 自分にあったものを
探すのもいいんじゃないか
駆け出した 夢をつかみに行きました
急いだ 何処までも続く道を
自分のつばさ大きく広げ飛び立った
虹をこえ…