5月の風

2006年5月23日 戯言
昼下がり。
国道でバスを待ってたら、優しい風が通り抜けた。
 
 
夏が始まる風。5月の風。
 
 
緑の香りがきゅっと、心締め付けた。
 
 
 
大学に入って間もない頃。
この風を浴びてよく、あの人と歩いた。
白いワンピースのあたしと、日に焼けた彼。
芝生を、風がそよそよと揺らしてた。
 
 

・・・
 
近頃ね。時が経つのがとても早い。
 
出さなきゃいけない答えはもうそこにあって、
季節がもう、そこまで迫ってきている事を知る。
大人になる時がまた一歩、近づいた。
 
 
 
あたしは未だ、あの頃のまま。
髪型も、気持ちも、白いワンピースでさえも。
 
風も変わらない。
この景色も変わらない。
 
 
変わってしまったのは、あの人。

変えてしまったのは、時間。

ふたりごと

2006年5月20日 音楽
RADWIMPS 野田洋次郎 CD 東芝EMI 2006/05/17 ¥980
ふたりごと
ラバボー
 
発売日過ぎたのに、何で画像出ないんだろう…。
 
えー、RADWIMPSのNEW シングルが出ました。
今回も、愛のいっぱい詰まった曲です。
「祈跡」や「愛し」の様な思いをぎゅーっと詰め込んで、
時間は短く抑えた…そんな感じ。
今の洋次郎の心境なのか、少し物悲しい気もします。
「今からお前に何話そうかな」から始まるメロディーと歌詞は、
すーっと滑らかに滑ってく。
 
この世の全ては、奇跡で出来てるんだ。
 
 
まだRADWIMPSをお聴きになっていない方は、
是非こちらもお聴き下さい。
http://diarynote.jp/d/59736/20060208.html
ノレるしくすっと笑えるし、その上泣けて、愛を貰える。
そんなアルバムです。

びー玉

2006年5月16日 戯言
水色のびー玉を見つけた。
 
太陽にかざして見たら、キラっと光って
 
空のあおに同化した。
 
額から流れた汗が、ほほを伝った。
 
 
何だか甘酸っぱくてきゅんとして、
 
でも、ちょっぴり切なかった。
 
 
 

あたしが置いてきた夏の断片。
 
同じ行動をしても、仕草を真似ても、
 
あの頃と同じキモチには、もうなれなかった。
ベビーオイルさんより頂きました。
 
 
■1■回す人5人を最初に書いておく。
 
 輪さん
 ミドリさん
 まーこさん
 
 宜しければ、お願いします。
 
 
■2■お名前は?
 
 美晴と申します。
 
 
■3■おいくつですか?
 
 19歳
 
 
■4■ご職業は?
 
 学生です。
  
 
■5■ご趣味は?
 
 音楽を聴く事、する事。
 妄想。
 旅行。
  
 
■6■好きな異性のタイプ
 
 強気な人。
 意志のはっきりした人。
 
 
■7■特技は?
 
 心理誘導かな?
 
 
■8■資格はなにか持ってますか?

 英検とTOEICスコアのみですかね…。
  
 
■9■悩みは何かありますか?

 それはもう。
 悩み多き年頃の様です。
 
 
■10■お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
 
 好き:パスタ  
    甘いもの全般
    たこ焼き
 
 嫌い:ぶつぶつしたもの
    魚介類
    
 
■11■あなたが愛する人へ一言
 
 たとえ貴方が誰を見てても。
 あたしは貴方が大好きだよ。
 
 
■12■回す人5名指名すると同時にその人の他者紹介を簡単に
    お願いします。
 
・輪さん:秘密日記で時々お話させて頂いてました。
     とても意志と夢をしっかり持った方だなぁと思います。
 
・ミドリさん:RADWIMPS繋がりで、仲良くさせて頂いてます。
       丁寧で、しっかりしていて、優しい方だと思います。
 
・まーこさん:先輩です。素敵なお姉様です。
       繊細な言葉で愛を綴られる方です。
 
 
 
 皆様、良ければお願い致します。

御目出度き人

2006年5月11日 戯言
運命や占いを忌み嫌い
 
時に言葉で傷つけ合って
 
互いの存在を無にしては
 
時に都合良く信じ込んで
 
 
 
全てを好転だと捉え
 
其れを信じて疑わず
 
強気である事を美しさだとしては
 
健気である事を忘れた
 
 
 
今私に出来る事は
 
持ち得る全ての綺麗な言葉で以って
 
自らの心を紡ぐ事のみ
 
 
どうか、お幸せに

あおぞら

2006年5月10日 戯言
なまぬるい風が吹いて、あたしのスカートを揺らした。
真っ赤に咲いたチューリップに、蝶々が止まった。
 
唯、それだけ。
5月の昼下がりの時間を少し、切り取っただけ。
 
 
黄色い雲がやってきて、あたしを追い立てた。
昨日買ったばかりのサンダルで、ぎこちなく走った。
 
空は、不思議なくらいに青かった。
日なたくさい、夏の匂いがした。
 
 

あたしの部屋から聞こえる音楽も
あんたが吸ってる煙草のけむりも
遠く聞こえる中学生の笑い声も
 
此処にいるあたしでさえも
 
全部とけてきえちゃって、アオになって。
いつか空に近くなるのね。
 
 
いつの間にか、あたしは下を向いてたみたいで
目の前に灰色のアスファルトがあった。
何故だか、あたしの涙がぽつりと落ちた。 


へたくそな忍び足をしながら、夏はすぐそこまで来てる。
夢の中で貴方は
息を飲む程美しく咲いていた
 
命の音色はまだ其処には流れていて
はらりはらりと 舞っていた 
 
儚くとも強く そして狂おしい程切なく
貴方は散り逝くのです
   
 
私の頬を掠めた花びら 一片
 
それはまるで 貴方からのキスの様でした
街ですれ違う、たくさんの人。
すっと視線を持っていかれるのは大概、
少し前まで、好きだった人の面影だったり香りだったり。
 
外見が好きだったのか。
それとも、あの不器用な優しさが好きだったのか。
今は分からない。
 
けれど。
 
 
私の心がぐっと寄せられるのは大抵、
元彼Sの雰囲気を持ったひと。
 
 
どうしてか、分からない。
 
只あの人の残像を重ね合わせ、
仕草や喋り方、内面にある影を引き出しては
 
「あぁ、似てる」と納得するんだ。
 
 
 
とっくの昔に、
 
心から消え去ってたと思ってた。
 
最後の時はあんなにも、負の感情しかなかったから。
 
それでも。
 
やっぱり心のベースにあるのは彼なんだと。
 
今更ながら思い知る、4月の夜。
 
 
 
 
 
 
 
たとえば。
 
 
枕元にある鳴らない携帯を疎んだり。
 
夢に堕ちる前の時間を非道い妄想で費やしたり。
 
鏡の前で必死に自分を飾ったり。
 
 
そんなことしなくても済むんだ。
 
トキメキを覚えない時は。
 
 
 
それでも。
 
 
甘く込み上げる感情は抑えきれずに。
 
自然と視線を奪われて。
 
些細な言動に一喜一憂する。
 
 
その抑揚が嬉しくって。
 
まだ見えぬ明日に少しだけ…。
 
ほんの少しだけ、期待して生きてみてもいいと思えるんだ。

2006年3月29日 戯言
蕾
 
 
 
 
 
 
晴れ渡る日が多くなって
夕方の訪れが少しだけ遅くなって
暮れなずむ空のオレンジが濃くなって
氷の緩む春が来た
 
大好きな季節
 
一番思い出深い季節
 
同じ季節を繰り返す事は
永遠を巡る事とは違う
 
 
ようやく私の心も溶け始め
新しい春を迎えられるよ
 
2年振りのこの季節
貴方は今、元気ですか?

胸キュンバトン

2006年3月29日 恋愛
ミドリ様からのバトン。
胸キュンバトンだそうですが…胸キュン。
最近あんまりしなくなったなぁ。という訳で、HERE WE GO!

【Q1.胸キュンするポイントは?】
  
 男の人の煙草を吸う仕草。
 一生懸命何かを伝えようとしているところ。
 少し冷たい位の口調。

 
【Q2.憧れの胸キュンシチュエーションは?】
 
 後ろから、ギュっと。
 腕枕したまま髪を触られるのも、好き。  
 
 
【Q3.胸キュンしちゃう言葉は?】
 
 「こっち来いよ」
 強気で言われるとキュン。
  

【Q4.聴くと胸キュンしちゃう曲は?】
 
 ●m-flo Loves YOSHIKA 「Let Go」
 ●Fayray 「Tears」
 ●RADWIMPS 「もしも」
 ●氣志團 「鉄のハート」
 ●ガガガSP 「線香花火」

【Q5.胸キュンドラマは?】

 ●タイガー&ドラゴン
 ●人にやさしく
  
  
【Q6.胸キュンする芸能人5人】

 ●降谷建志(Dragon Ash)
 ●綾小路翔(氣志團)
 ●亀梨和也(KAT-TUN)
 ●チバユウスケ(Thee michelle gun elephant)
 ●岡田准一(V6)
 
 あれ…?ジャニーズが2人も…。
 
  
【Q7.今まで生きてきて一番の胸キュンは?】
 
 後ろから抱き締められた、桜散る夜の鴨川。
 良い思い出です。思い出になってるのか、まだ分からないけれど…。
 

【Q8.『胸キュン』に仮に呼び名をつけるとしたら?】
 
 赤い実はじけた。
 昔小学校の教科書か何かにあったよね? 

【Q9.胸キュンした時に心でする音は?】

 やっぱ“キュン”しか無いでしょ。
 オレンジを絞った時に、パッて果汁が飛ぶ様な。
 そんな爽やかな感じもする。
 
 
胸キュン…やっぱり最近あんまりしてません。
RADWIMPS CD 東芝EMI 2006/02/15 ¥2,800
4645
セプテンバーさん
イーディーピー〜飛んで火にいる夏の君〜
閉じた光
25コ目の染色体
揶揄

おとぎ
最大公約数
へっくしょん
トレモロ
最後の歌
 
 
最近、「RADWIMPS」で検索してこられる方が増えました。
凄いね…RADWIMPS。
ここまで売れるとは、全くもって思ってませんでした。
「愛し」が出た位から、これは来る!と思ったけれど。
 
このアルバムの中の曲「最大公約数」が、FM802のヘビロテになったらしい。
シングル曲ではなく、アルバムからの曲がヘビーローテーションに選ばれる事は、
結構異例の事だとか。
「2006年ブレイクのニューフェイスです!」とか、
yahoo!ミュージックで取り上げられてたりして。
本当に凄いな、と思う。
 
思えば昔、今の体制になる前のRADのライブに行った時。
友達がメンバーに居て、洋次郎君と少しだけお話出来た時。
「何て大きな愛を持った人だろう」って思った。
それからずっと、RADは愛を唄い続けてて。
洋次郎君は愛を書き綴ってて。
「愛し」や「25コ目の染色体」がリリースされた。
等身大で、でも見据える先はずっと未来の愛。
揺ぎ無いものとしてずっと傍にある愛。
そのスタイルが何年も前から変わらないのが、凄い。
 
でも、「コンドーム」とか「なんちって」とか。
最近では「へっくしゅん」、「イーディーピー」みたいな【RAD】な面もあって。
ギャップに驚くし、それに惹かれるのも、確か。
 
今回のアルバムでは「セプテンバー」さんが入るとの事。
9月の横浜ブリッツで演奏された曲。楽しみだ。
そしてアルバムを引っ提げてのツアーが始まる。
私は心斎橋に行くけれど、ここはキャパ500人のライブハウス。
熱気がすごいだろうなぁ…。
 
とりあえず、私今一押しのバンド【RADWIMPS】。
是非是非、一度聴いてみて下さい。
 
25コ目の染色体/RADWIMPS
いつか生まれる2人の命 その時がきたらどうか君に
そっくりなベイビーであって欲しい 無理承知で100%君の遺伝子伝わりますように 
僕にはこれっぽっちも似ていませんように
寝る前に毎晩手を合わせるんだ
 
そんなこと言うといつも 君は僕に似てほしいなんて言うの
そんなのは絶対いやだよ 強いて言うなら俺のこの
ラッキー運とハッピー運だけは一つずつ染色体に
のせて あげて ほしいな

月も凍える午前2時
 
冷気は溜め息をそっと溶かし
 
幾つかの嘘をさらさらと流してゆく
 
 
雪は何かを隠すかのように
 
唯無言で舞い続ける
 
 
凍てついた窓硝子に君の名を
 
震えた唇で懐かしい唄を

胸に秘めたる不安の翳を
 
少しでも抑え付ける為に

夜の御前

2005年12月7日 恋愛
独り静かに夜の前
 
朧月夜を思ひ出す
 
待てど暮らせど来ぬ報せ
 
想ひは色に出でにけり
 
 
鎮座まします此の恋に
 
倫理や道徳通じませぬ
 
嗚呼一層其れならば
 
狂気を以って阿修羅に化けよう
 
 
君を想ふ我此処に
 
飽くなき芝居を続けよう
レーゾン・デートル
 
 
 
 
 
 
あたしは頑なに瞳を閉ざす
「世の中には見たくないものが沢山あるもの」
昼か夜かも分からない そんな感覚
あたしはじっと闇を見つめる
 
あたしは頑なに耳を閉ざす
「聞かなくて良い事を聞かない様にするの」
何も情報を得ない そんな生活
あたしはじっと静寂に身を置く
 
あたした頑なに心を閉ざす
「あたしの中を覗かないで」
誰とも深く打ち解けない そんな交流
あたしはじっと本心を隠す
 
 
もはや意味の無くなった五感は鈍り
あたしは真っ白な部屋の隅で蹲っていた 
そんな時
「このままでいいの?」と問うてくれたのは
陽の光と 良い音楽と 友達の言葉でした
 
あたしはまだ死ねない
この世を取り巻く全てのものを
見て 聞いて 感じなければ
 
生き往く意味を
存在意義を
本当の空の蒼さを
見つけるまではあたしは死ねない

夕暮れ

2005年11月16日 恋愛
吹き曝しのホームで一人
暮れなずむ空を見てた
凭れ掛かる無骨な鉄の柱は冷たく
あたしの頭を冷静にした
 
山際が焼けたオレンジに染まり
空気が赤から蒼へと変わる
 
ふと口ずさんだのは
貴方と聴いた音楽
歌詞もつけずに唯メロディーだけを歌ったのは
其処に心が無かったから
 
 
冷たく凍えた指先は
貴方の手で暖めて欲しい
昔そうしてくれていた様に
ねぇ今すぐ迎えに来てよ

或る小春日和に

2005年11月14日 恋愛
傘も差さず雨に打たれ
何故だか無性に泣きたくなりました
翳りの無い月を見つめ
何故だか急に心苦しくなりました
 
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揺蕩う水の様で
流れ出せば止まらず
その癖染み渡る事を嫌う
 
 
とうの昔に離れた彼の人が
近頃あたしを惑わせます
美しきものを見る度に知る
淫らな本音や醜いエゴの存在
 
数字の蔓延る浮世で生き往く事は
かくも難しい事なのでしょうか
馬鹿げた甘い妄想を描くのは簡単なのに
あたしはやっぱり上手く生きられない
 
 
愛していました
其れ故貴方を傷付けました
御免なさい
 
戻る術を知らず立ち尽くすあたしは
さぞかし滑稽な事でしょう

forget me not

2005年11月13日 恋愛
思い出は積み重なってゆくもの
 
書き換えられてゆくもの
 
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だから貴方が私を思い出さなくなる事は
 
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甘えも 表裏も 下心も無く
只真っ直ぐに 純粋に“あたし”を呼ぶ
君の凛とした声が
 
本当に大好きでした

融点

2005年9月4日 恋愛
闇の中橙の火が灯る
貴方が紫煙を燻らせる
それは“あと五分”の合図
 
「帰さないで欲しい」
「今宵は貴方に抱かれたい」 
無言の侭少し体を寄せれば
勝ち誇った様な貴方の笑顔
 
誤魔化した筈の衝動は
貴方が掬い上げて
見透かされた本能は
熱と共に絡ませて
 
 
哀しいのは
呼吸を一つにしても
融け合わぬ皮膚と皮膚

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