CPU

2005年5月8日 戯言
 
 
 
 
 
 
 
あの娘の携帯のメールアドレスや
あのヒトのあたしを呼ぶ声や
彼の屈託の無い笑顔

あんなに大切にしていたものなのに
何時しかそれらは遠く
あたしの知らない場所にきえてゆく

「忘れない」
自分自身とした約束を破り
膨大な時のデータに飲み込まれてしまったのね

ヒトって不思議な生き物
新しいものを吸収し そして忘れ行く
哀しいCPUを持った、生き物
孤独ほど怖いものは無いのね
誰かに守って貰える訳でも無く
あたしは独りベッドで枕を濡らす

この夜を越せない程弱くはないけれど
誰かに助けを求める程強くもなくて
何をするでもなく只ぼーっと
天井を見てた

こめかみを伝う水が鬱陶しくて
熱を帯びてゆく目頭が邪魔で
淋しさが胸の奥を鳴らす

今日も変わらない闇の色に染まってしまえば
少しは楽になるのかしら

祈り

2005年5月6日 恋愛
無機質な部屋で一人
掴めもしない幻想を描いてた

去り行く君の背中を追う私に
君は振り向き手を差し出した
 
それは残酷な夢物語
 
 
願うよ
 
あの一瞬を駆け抜けた君が
今も美しく誰かを守っている事を
此処に残っている様な
哀しい笑顔をしていない事を

RADWIMPS

2005年5月5日 音楽
 
 
 
─【RAD】:かっこいい
  【WIMPS】:弱虫

 
 

RADWIMPS。インディーズのバンド。
今、彼らの地元横浜を熱くさせている4人組。
今年のROCK IN JAPAN FESにも出演が決定している。

私が彼らを知ったのは、100円CD「もしも」が売り出された(?)時。
友達が買ってきてくれたのがきっかけだった。

何度もライブを繰り返して、
少しずつ知名度が上がって。
アルバムが出て、各地のタワレコにそれが置かれる様になって。
ここまでの躍進劇は凄いと思う。

2ndアルバムも出て、色々曲があるけれど、
やっぱり私が一番好きなのは、一番最初に耳にした「もしも」。

もしも… 本当にもしも… 君も僕の事を思ってくれてたら
なんて考えてる僕をどうか叱ってやってくれないか


大好きな人への想いを乗せたメロディーが、とても良い。
ライブでも、お客さん達で合唱が起こる程の曲。
落ち込んでいる時も、この曲を聴けば少しだけ元気になれる。
「こんな風に想われたいな」と、ドキドキする。

今年の夏フェスから、もっと大きくなる彼らに期待しています

++砂糖菓子++

2005年5月4日 恋愛
 
 
 
 
 
 
今日は久々のオフ。
友達と行きつけのカフェへ行って、ゆっくりお喋り。

テーブルの上には可愛いケーキと、アッサムティー。
汗をかいたグラスを眺めながら、友達の話を聞いていた。

─何故だかふと、1年前の今頃の彼の言葉を思い出した。
 
 
「美晴は、砂糖菓子みたいやね」
 
 
「はぁ!?」と不可思議な顔をする私。
「いや、昨日読んだ本の受け売りなんやけど…」と、
少し焦った風の彼が少し可愛かった。

気丈で、でも時々不安定で。
脆くて、甘くて、ふわふわと鮮やか。
彼が言うあたしのイメージは、そんな感じらしい。
 
 
「そんな良いもんじゃないよ。
嫌なところだって、いっぱい持ってる。」
そう言う私に、彼は照れながら笑ってこう言った。

「でも俺には美晴は、そういう風に見えるよ」
そして彼は煙草を取り出して、汗をかいたアイスコーヒーを飲んだ。
 
 
彼が私から離れていったのは
私が砂糖菓子の様だと思えなくなったから?
 
私の中の嫌な面を少しずつ
見つけていってしまったから?
 
 
「美晴どしたん?」という友達の声で、引き戻された。
アイスティーの氷が溶けて、からん、と音がした。

私はやっぱり黒い影を捨て切れていなくて
未だ作った顔で「何でもないよ」と、笑う。
 
 
─さらさら さらさら 砂の音
  落ち行く 現在 過去 未来
 
 
机の上にあごを乗せて
じっと水色の砂を見つめる
落ちてゆくのはあたしの時間

過去(カコ)を積み重ね
現在(イマ)を見つめ
未来(ミライ)に想いを馳せる
 
砂が落ち切ってしまうのが怖くて
そっと指でガラスを倒した
止まった流れを見て思う事は只一つ
 
「いっそのこと、逆さにすればよかったわ…」

キミたちへ

2005年5月1日 戯言
 
 
 
 
 
 
 
思い出す あの夏の夜
淋しくそよぐ木々の声と
遠く蝉時雨

朝まで仲間達と
はしゃいで騒ぎあったあの日
夜の隅っこは
私達の秘密基地だった

少しずつ皆大人になって
随分背も伸びて
化粧も上手くなって
其々の花を咲かせ出したけれど

同じ光を 同じ時を
幾つもの瞳で見つめていたから
あの夏を あの日々を
いつも皆で過ごしていたから

例え其々が別々の誰かを想っていたとしても
何時までもあの放課後は続くよね

夏服

2005年4月30日 戯言
 
 
 
 
 
 
外の余りの暑さに
顔を顰めながら歩く
去年の夏を思い出させる様な
この気候が少し憎らしい

君の白いシャツと
あたしのノースリーブ
肩を並べ歩いた季節は戻らない
絡ませてた腕も今は淋しい

もう夏服を出さなきゃ
共に時を過ごした君の面影は
もう何処にも残って居ないけれど
あたしは今年もまたこの服に袖を通す
だって君が可愛いって云ったんだもの

忘れないわ…忘れない

雫 

2005年4月29日 恋愛
重ねた身体の数だけ

あたしの事恨んでも良いから
 
交わした唇の数だけ
 
あたしを思い出していて

スパイラル

2005年4月28日 戯言
今日は久しぶりにバンド内音合わせ&飲み。
アキに「声に張りが無い」と指摘された。
「昨日寝てないやろ」「具合悪いん?」と口々に言われ、
ついに翔平(うちのベーシスト)に「また発作?」と見抜かれた。

「今度は何があったんや?」って、貴方達が優しく聞いてくれるから、
あたしは安心して不安を零せるの。
あたしの異変にいち早く気付いてくれる人達が居るから、
本当の独りぼっちにならなくて済むの。

だけどそんな彼らを失いたく無いが為に、
また薄闇の中に堕ちて行くあたしも居る。

蒼天祈祷会

2005年4月27日 戯言
 
 
 
 
 
2限の始まる時刻。
広い芝生の上には、重苦しい雰囲気が漂っていた。
蒼天祈祷礼拝。
久しぶりに出る礼拝が、こんな深刻なものになるとは思ってもみなかった。

こんなにも外は良い天気で。
突き抜ける様な青空が広がっているというのに。
私達は悲痛は表情で、彼女達の冥福を祈るんだ。

「あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにある。」
(ヨシュア1:9)


願わくば、この様な事故が二度と起こらぬ事を。
愛する人を失う悲しみに、こんな形で出遭う事が無い様。
私は只、祈ることしか出来無い。
 
 
─ただ俺たちは何故生まれてきたか
  その意味を知りたかっただけさ
 
 
今日は氣志團の團長、翔やんの誕生日。
心から、貴方が生まれてきてくれたことに感謝します。
あたしが辛い時、落ち込んでる時、元気をくれるのは貴方達の曲。
貴方の笑顔はあたしの勇気。
これからもずっと、永遠にあたし達の頼れる2コ上の兄貴で居てください。

そしてそんな記念すべき日に発表された、氣志團箱GIG!!
氣志團Live House Tour 2005“夜祭猛祭”
『YASSAI MOSSAI』決定!

氣志友にメールを送ったところ、メールを打つのももどかしかったらしく
30秒後には電話が掛かってきました(笑)
皆、飢えていたんだね…。

全国ZEPP 6ヶ所巡り2Day’sずつのこのツアー。
何でも、團長からのお返しらしく…。
また團ちゃん達にハコで会える事が、嬉しい。
早くもチケット争奪戦が予想されます。
私の初参戦のGIG、「氣志團現象? 房総与太郎行進曲」でも
かなりの激戦を繰り広げたのに。
ドームGIGを成功させた後で箱GIGとは…。
Kissesの、血を見る様な闘いが繰り広げられる事間違い無し。
大阪GIGは丸々ROCK’N JAPANの FES日程と被っているし…。

どっちに行けばいいのか分かりません!!!

氣志團を取るか、夏フェスを取るか…。
何で被るかなぁ…もう(怒)!!!

とにかく、ハッピーバースディ翔やん。
素敵なプレゼントを、本当に有難う。
 
04月25日付 日刊スポーツの報道「尼崎でJR快速が横転、マンションに激突」へのコメント:

 
今日の昼頃、メールで母からこのニュースを聞いて驚いた。
身近にこんなに大きな事故が起こるなんて…。
この電車のこの時刻は、2限始まりの学生にとって一番危険。
友達が乗っているかも知れない…と思ったら、一日何も手につかなかった。

とにかく今は、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

詳しい事は秘密にて…。

×寫眞×

2005年4月25日 戯言
 
 
 
 
 
 
写真は嫌い。
時を切り取って跡を残すという行為が、あまり好きじゃない。

椎名林檎は歌う。
「だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない」
日々変わり行くものの形を止める事が、受け入れ難い。

 
レンズ越しの青空。
フィルムに閉じ込められたあたしは
同じ笑顔とポーズを執ったまま息をする。

秘密メッセージ

2005年4月24日
秘密にてメッセージが御座います。

朧月夜

2005年4月23日 恋愛
繋ぎとめた過去
切り取られた時間
一枚の紙切れに写るあの頃
忘れていた何か 蘇った

霞んだ月に祈りを捧げる
彼の人に届くかは分からないけれど

揺蕩う水面に春の声
爪弾くギターと柔らかな灯
遠く離れた街想い
紡ぐ言葉に音をのせる

愛や恋は要らない
只一つ貴方が欲しい
其処にココロは無くとも
貴方が居ればそれで良い

夜風と共に音の符は
あたしの元を離れていった
今は瞳を閉じて
あの夢の続きを 願う

反実仮想

2005年4月22日 戯言
 
 
 
 
 
 
例えば貴方が笑って愛を語るなら
あたしは微笑んで貴方に愛を注ぎましょう
見返りなんて要らないわ
「愛は与え続けるもの」だから

例えば貴方が笑って恋を騙るなら
あたしは嗤って貴方を罠に掛けましょう
駆け引き上手なあたし達
「嘘は吐きつ吐かれるもの」でしょう?

ご注文はお好みで…
甘口辛口どちらでも
物語の最後は貴方の手中に御座いますわ

夏の日

2005年4月20日 戯言
 
 
 
 
 
翳り一つ見せない空
眩しくて瞑った目に白い光
額に浮かぶ汗も今は心地よくて
只夏の風を待つ

遠く広がる芝生に巻き上がる煙
人々の大きな歓声
キラキラ光る撒かれた水が
火照った肌を冷やしてゆく

あたしの輝く夏の一コマ
もうすぐあの笑顔に会える
4月20日午前0時。
私の大好きな夏フェス『ROCK’N JAPAN FESTIVL』の出演者発表。
ドキドキしながらHPを覗くと…。

http://www.rijfes.co.jp/05/

すごい…すごすぎ。
流石ROCK’N JAPAN!!!
結構音楽のジャンルが分けられてると感じるのは、気のせいだろうか?
私的には、1日目がハンパ無くツボ。
Dragon AshとRIP SLYMEが同じ日なんて…。

今回はステージが3つもあるから、好きなものの時間がかぶったらどうしよう…とか。
3日目に、まだインディーズだけどすっごく熱い「RADWIMPS」が出てる!だとか。
やっぱり氣志團は出ないのかなぁ…とか。
…と思ったらケツメの名前がない!!!だとか…。
深夜なのに、ものすごく興奮していた私でした。

今年もまた、3日通しで行く羽目になりそうです。

+monochrome+

2005年4月18日 戯言
 
 
 
 
 
陽の光が余りに眩しくて
上を見上げられずあたしは
自分の心にサングラスを掛けた

モノクロームの世界はとても綺麗で
追憶で色づけた今までの街並みが
子供騙しの様に思えたの

所々継ぎはぎをした下手糞な塗り絵
それがあたしの思い出

あの日貴方を失ってから
あたしが今迄描いてきた世界は
とても拙いものだったのね

やっと、目が醒めたわ…

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